自然観察&ハイキング

丹沢を歩く<初級コースから中級コース>9月

 9月6日「秋の野草を訪ねる」丹沢を歩くを実施しました。
 中で一番の期待は、丹沢の固有種「サガミジョウロウ」の観察です。
 例年、開花は9月第一週ですが、今年は、予想以上に開花が早く、お盆の頃に咲いていた・・と、聞きました。
 天候不順が、こんなところにも影響するのですね。
 予想通りと言うか、遠めに数輪が観察されただけ。
 また、来年に期待しましょう。
   
 


 1)残暑はいらない。表尾根、秋の野草を訪ねる「丹沢を歩く」。期待に反して今日の暑くなりそうだ。
  

 2)登山道に入ってすぐの杉、人工林。下層植生ゼロ。でも、最近よく言われる、野生シカ悪者説じゃありません。
   植えても手入れしない「人間」のせいです。それでも、会員の中にも、「植生が貧弱なのはシカのせい」と考える人がいます。
   私が若いころ、この人工林地はすべて「カヤ」の山でした。
  

 3)二ノ塔手前のオオガランで休憩。暑いけど、風は涼しい。湘南海岸から房総半島まで望めます。
  

 4)やっぱり富士山はデカイな〜。手前の西丹沢をすべて集めても余りあるすそ野の広さです。
   登る魅力はありませんが、見ているのは飽きません。
  

 5)今日の目的地は、この尾根の中ほど。目的のお花は咲いているかな。
  

 6)目的のお花は期待外れ。・・と言うより、今年は開花が早かったため、数える程度を遠めに見るだけでした。
   残念でしたが、また来年もあります。山もお花も逃げません。
  

 7)「疲れた」「疲れた」と言いながら、みなさん元気です。
  

 8)チョッとノンビリ歩いたので、午後のヤビツバスにタッチの差で乗れませんでした。
   仕方ないので、顔に似合わずやさしい引率パシリのオジサンが、全員、秦野駅まで送りました。
  




「丹沢を歩く」 初級コースから中級コース
(登山だけじゃない。山頂を目指すだけじゃない。
        プロが案内する一味違った丹沢の魅力)

参加者募集 2016年 9月6日 < 表丹沢に初秋の野草を訪ねる >

市民参加で広葉樹植樹をすすめた森の再生。
神奈川県が進める自然再生事業により回復途上の植生。
自然再生の現地を訪ね、丹沢固有種など、登山道沿いに咲く草花を解説します。


主催NPO法人 丹沢自然保護協会
講師酒井明子 サブ:中村道也
定員15名(先着順)
集合菩提峠9:40
(小田急線秦野駅発ヤビツ峠行バス8:18発利用。終点下車徒歩30分。
クルマの方は直接集合場所へ。)
解散菩提峠15:00
参加費2,000円(保険代等)
持ち物等昼食・飲み物・雨具・保険証コピー他、必要と思う物
行程菩提峠―表尾根登山口―二ノ塔―三ノ塔―烏尾山―行者岳(往復)実働徒歩行程往復約5時間になります。
申込&問い合わせ中村まで TEL: 0463-75-3272 メール: n-tanzawa@nifty.com

2008年9月7日 シークレットツアー 2014年9月8日 表尾根主脈 2014年9月8日 行者の鎖場