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森の学校・冬の教室 2011年12月28日〜29日




稜線の人工林では、シカの角で傷付いた杉を何本も見ました。


思ったより暖かく、気持ちの良い山歩きを楽しみました。
ヒノキの人工林では、夏の台風による被害状況を見ました。
自然林と比べると、人工林は倒木が多く感じます。


植えた土の性質や、根の張り方の違いを勉強しました。


ススキの原では、カヤネズミの巣を見つけました。


ススキの柔らかい部分で造られた巣は、とても暖かそうでした。


冬の教室のメインテーマ「動物の糞から森が見える」


川原を歩いて、テンの糞を見つけました。
本当に糞から森が見えるの?。


昨日採った糞を水で溶かしました。水だけじゃ、なかなか溶けなかったけど、校長が「少しお湯を入れたら・・」と言いました。


確かに溶けるのは早いけど・・、臭くて・・。


でも、網で漉すと、サルナシやツルウメモドキや、色々な樹木の種が出てきました。



冬の教室の締めくくりは、お餅つきです。おいしいお餅をみんなで搗いて、たくさん食べましょう。

来年も丹沢で、元気な笑顔で会いましょう。



2011年 森の学校・冬の教室
今年のテ〜マ 「森を考える」―森林の役割 12月28日〜29日

主催  NPO法人 丹沢自然保護協会
後援丹沢大山自然再生委員会
協力公益財団法人 神奈川県公園協会
神奈川県立 札掛森の家

冬の教室は短い時間ですが、自然観察や遊びを通して、
それぞれの森の役割を知りましょう。

今回は、初日に、ヤビツ峠から岳ノ台、菩提峠を歩きます。
冬の森で、動物の痕跡を探しましょう。
いつもの事ですが、初日のお弁当や飲み物は持参してください。
(山の上で食べるので、宿舎のランチ申し込みは出来ません)。

そして、自然の森で、落ち葉を集めて元気いっぱい遊びましょう。
最後は、今年の締めくくり、楽しいお餅つきです。
ついたお餅をたくさん食べて、お家へお土産のアンコ餅もつくりましょう。

この数年、暖かい冬が続きますが、都会と丹沢の気温差は5℃以上あります。
暖かい服装を用意してください。軍手や帽子も忘れないでください。


【定員】
 30名
【費用】
 1泊3食 秦野駅往復 保険など込み 8,000円 大人9,000円
【講師】(予定)
 長澤 展子 丹沢湖ビジターセンター解説員
 柳川 美保子秦野ビジターセンター解説員
 村上 美奈子秦野ビジターセンター解説員
【持ち物】
 履物は登山靴かスニーカー、もしくは長靴で履き慣れているもの
 筆記用具 着替え タオル 洗面用具 雨具 軍手 懐中電灯 
 帽子 双眼鏡&ルーペ(持っている人) 冬です。衣服は暖かくお願いします。
【申し込み・問い合わせ】
 丹沢自然保護協会 中村 道也 Tel 0463-75-3272  n-tanzawa@nifty.com

日程表/時間割(行動予定は天候により変更されます)
28(水) 10:00集合・小田急線秦野駅改札 南口から貸切バスで出発します
10:40現地開校式・班別
11:00登山開始
12:00昼食
12:30登山
13:30菩提峠
15:00落ち葉で遊ぼう
入浴&自由時間
18:00夕食
19:00夜プロ
20:00入浴&自由時間
21:00就寝
29(木) 7:00 起床 朝の散歩
7:10 ○○体操
7:30 朝食
8:15 部屋掃除
9:00 野外学習
11:00お餅つき・昼食
13:00まとめ・閉校式
14:30出発
15:30解散・秦野駅南口

当協会は1960年に設立し、様々な活動を継続していますが、会員はもとより、参加者においても無事故で現在に至ります。 1972年に開設した森の学校は、子供を対象にするため、他の活動に比べ、安全への配慮からスタッフも多く配置しています。 しかし、自然の中での活動は予期せぬ危険も伴う事を充分ご理解の上、 万一の事故等に際しては、保険適用を持ってのみ、責任とさせて頂く事をご了解の上、ご参加ください。